siiです。前回のつづきになります。

ジエノゲスト
ジエノゲストは子宮内膜症のおくすりとして有名です。
成分的な薬学的(?)通称がジエノゲストで、商品名としてはディナゲストとして知られています。
手っ取り早く効用をまとめる
ピルとの比較で効用をまとめてみましょう。
①避妊効果:ピル(あり)←→ジエノゲスト(なし)
②子宮内膜症対策:ピル(効果あり)←→ジエノゲスト(非常に有効)
③エストロゲンを含むか:ピル(含む)←→ジエノゲスト(含まない)
④エストロゲンを抑制するか:ピル(抑制する)←→ジエノゲスト(抑制する)
典拠:この表
乳がんにはジエノゲストが有効?
以上のように見て来ると、エストロゲンを抑制したい時、ゾラデックス=LH-RHアゴニスト以外の選択肢としてジエノゲストという選択肢はありそうですが・・・
しかしジエノゲストは、あくまで子宮内膜症のクスリ。なぜ乳がんの抗ホルモン治療となると、あんなにぶっとい注射(ゾラデックス=LH-RHアゴニスト)をするのか・・・
ここら辺は、乳がん科医(外科,内科)と婦人科医とにまたがった話になるので、最終的には担当医にしっかり相談しましょう。
ジエノゲストを使用しても妊娠はするのか?
最後にジエノゲストに避妊効果はない(ここ)と言われたことから、ジエノゲストを使用しても妊娠はするのか?という点について、クリアな意見を得ておきたいとおもいます。
これについては、妊娠の可能性はあるのですが、あまり肯定的にそれは述べられていません。
ディナゲスト(ジエノゲスト)には、避妊効果は認められていません。お薬を飲んでいても、排卵が起こり、妊娠することがあるため注意しましょう。
避妊効果も得たい場合は、効果が認められている低用量ピルなどを服用する必要があります。
出典:clinic for
エストロゲンは含まないがプロゲステロンを含む
最後に・・・ですが、確かにジエノゲストはエストロゲン(卵胞刺激ホルモン)は含みませんが、プロゲステロン(黄体刺激ホルモン)は含みます。
女性ホルモンには「エストロゲン〈卵胞(らんぽう)ホルモン〉」と「プロゲステロン〈黄体(おうたい)ホルモン〉」の2種類があります。
エストロゲンは「妊娠の準備」、「女性らしいカラダづくり」、
プロゲステロンは「妊娠の維持」といった役割をもっています。
出典:この文章
そして、このプロゲステロンが主成分のわけです。
ディナゲスト(ジエノゲスト)は、子宮内膜症治療や、子宮腺筋症に伴う疼痛の改善、月経困難症改善のために使うお薬。ジエノゲストという黄体ホルモン(女性ホルモンの一種)が主成分です。
出典:clinic for
ここまでくると、見極めをつけがたいです。
担当医からの説明を求めることをお勧めします。
・・・・・
今回はここまでになります。最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
後日談:やはりダメ
先日、専門家に話を聞く機会があり、本記事のジエノゲストの件で質問しました。
結論は、やはりダメとのこと。
サブタイプでプロゲステロン受容体陽性ガンだった場合はもちろん、たとえ陰性であったとしても、その可能性(PgR陽性)は否定できないため、それ(プロゲステロン)を含むジエノゲストを乳がん治療の最中に使用するのはダメ、とのことでした。
出典:

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