がん(について考える):ステージについて

0

 

siiです。本サイトのガン情報(厳密には、ただの情報共有)について多くの閲覧数を頂いています。

話をもうすこし細かくするため、ステージ(病期)について、なにかしらの指針を与えておきたいと思います。

参照するのは、アストラゼネカ(Astra Zeneca)の小冊子『治療を始める前に知っておきたいこと』p.8になります。乳がんを基本にした情報なので、事後的に追加情報を加え、内容を充実させて行きたいと思います。

注意:本シリーズ・本記事は、がん(癌,ガン,cancer)についての医療的情報を確実性をもって伝えるものではありません。

 

ステージ(病期)0:非浸潤

 

非浸潤ガンの状態です。

浸潤の意味は、罹患した人なら誰でも知っていると思うので省略します。イメージ的には、ガンの発生した組織(原発巣)を包む基底膜の外にガンが出た状態で、血液なりリンパ液を介した転移の可能性が生まれる状態のことです。

保険業界では、非浸潤ガン=良性腫瘍(新生物) vs 浸潤ガン=悪性腫瘍(新生物)と言うようです。

 

ステージ1(病期):しこりが気になる

 

数字はアラビア数字1でも、ローマ数字Ⅰどちらでもいいようです。

追記:多分ですが、4(=死)という連想をさせてしまうために、患者さんの感情を汲み取ってローマ数字IV(フォーと英語読みしたくなる)が使われるのではないでしょうか。

 

しこり(=腫瘍?)が2cm以下。

リンパ節転移無し。

乳がんではリンパ節転移についてセンチネルリンパ節生検というものがされることで有名です。それで転移が見つかった時には、腋窩リンパ節郭清が行われます(上掲アストラゼネカの小冊子p.27)。

 

ステージ(病期)2a:転移の初期状態

 

ステージⅡaとも言います。

① しこり2cm以下,リンパ節転移あり。

② しこり2.1cm以上5cm以下,リンパ節転移なし。

上記いずれかです。

 

ステージ2b:しこりか転移で要注意

下記のいずれか。

① しこり2.1cm以上5cm以下,リンパ節転移あり。

② しこり5.1cm以上,リンパ節転移なし。

 

ステージ3a:転移において要注意

描きいずれか。

① しこり5.1cm以上,リンパ節転移あり。

② リンパ節転移の数が多い(胸骨周囲のリンパ節転移は少数でも3a判定)。しこりの大きさは最早問わない。

 

ステージ3b:転移のみに視点が移る

 

皮膚や胸壁に転移している。しこりの大きさは最早問わない。

 

ステージ3c:非遠隔転移で最も重い状態

 

わきの下のリンパ節および周囲の組織、鎖骨上下のリンパ節転移あり。しこりの大きさは最早問わない。

 

ステージ4(IV):遠隔転移あり

 

原発巣からの遠隔転移あり。末期がんと言われるのは、このステージではないでしょうか。

 

この原発巣が異なるため、ステージ4はガンによって判断基準が変わってくるのでしょう。

 

・・・・・・

本記事はここまでになります。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

コメント