siiです。
2025年1月13日に、東京女子医科大学(東京女子医科大学)の理事長、岩本絹子(いわもと きぬこ、2025年時点で78歳)が逮捕されました。
いわゆる背任罪(はいにんざい)です。
背任罪とは?
他人のためにその事物を処理する者が、自己若しくは第三者の利益を図り又は本人に損害を加える目的で、その任務に背く行為をし、本人に財務上の損害を加えること(刑法247条)
ここでいう「他人」とは東京女子医科大学のことと理解すればよいと思います。
どんな「背任」を行ったの?
事件概要は以下の通りです。
東京女子医大・元理事長を逮捕 「敵と認定すると排除」関係者が語る“独裁”の実態
事件が起きたのは2018年から2020年。岩本容疑者が副理事長から理事長へ変わった頃のことです。警視庁によると、岩本容疑者は当時、新校舎の建設を理事会に提案し、その後、承認させたといいます。
そして、約1億2000万円もの大学のカネを建築士に、建築アドバイザー報酬として振り込ませたといいますが、実際にはアドバイスが行われた実態はなかったとみられ、大学に損害を与えた疑いが持たれているのです。そのカネの一部は、自身にも渡っていたとみられています[上掲画像参照]。
事件発覚のきっかけは、2023年の卒業生らによる刑事告発でした。
・・・
岩本容疑者を巡っては、代表理事を務めていた同窓会組織「至誠会」でも不正なカネを巡る疑惑があり、警視庁が捜査を続けていました。
大学側は半年[補足:2025年1月から半年前=2024年7月頃]ほど前、“岩本理事長”を解任。一連の疑惑について、調査を進めてきました。
横領とは違い、自分の地位を利用しての利益取得ですから(「自己の・・・利益を図り」)、背任罪になります。
東京女子医大といえば・・・
上掲の記述以外に、東京女子医大では既に不穏な空気が流れていました。
所属医師の大量離脱です。
東京女子医科大学の3つの付属病院で、100人を超える医師が3月までに一斉退職したことが、独自取材でわかった。
2021年4月20日の出来事だといわれています。
岩本絹子が理事長を務めたのは、2008年から2023年です。解任された形となっています。
ケースとしては日本大学の理事長、田中英寿(たなか ひでとし)が解任されたのと酷似しています。
読売新聞:日大、田中英寿容疑者の理事解任を決議
あれは2021年の出来事でした。
大学のガバナンスの問題か、それとも医療体制における不手際か、今後の情報に注目したいと思います。


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